下地島ジャンボ訓練週間4日目「ジャンボ飛ぶ」その1
下地島滞在4日目の朝8時過ぎ、目覚めて部屋のカーテンを開けるとすでにB6が訓練中。
「RUNWAY35かあ…」
天候が良いのに北風。なかなか上手くいきません。
空港に行く前に「さしば」にて本日の訓練予定を聞く。
JALのジャンボは午後から飛ぶらしいとの事。やっと飛ぶ!…大丈夫かなあ。
そしてANAは本日チェックだそうです。
空港脇に到着。滞在4日目にして、やっと朝から良い天気。
気持ちのイイ景色。
空港の北端、RUNWAY17ENDに到着。月曜という事でギャラリーが昨日に比べると若干少なめかなと思いきや、結構な人数です。ジャンボ飛ぶまで帰れませんね。
横を向きながら離陸する程、東北東の強い風。レーダーベクター〜ILSアプローチやタッチ&ゴーの訓練が続く。
滑走路の反対側、南端のRUNWAY35 ENDの景色。
昼、今回のもう一つの目的「渡口の浜」へ。
以前ここに来た時は3月だったので泳げませんでした。今回は絶対泳ぐと決めていましたが4日目の今日、やっと泳げる天候となりました。白い砂浜と静かな波の音。文句無しのビーチ。
予定では昼過ぎからJALが飛ぶのでシャワー浴びて空港へ戻ります。先日知り合った方々とRUNWAY17 ENDで合流。情報によると修理の関係からか若干飛ぶのが遅れるとの事。相変わらず北方向からの風なので私はRUNWAY35 ENDにてジャンボを待つ事にしてみました。
ANA B767-300、RUNWAY35ファイナル中。
15:00頃、レシーバーからジャパンエアーの声が。滑走路方向からは今までの2機とは明らかに違うエンジン音。
レーダーベクター後、南の洋上から巨大な白い塊が姿を表し頭上をかすめていく。
急いでRUNWAY17 ENDに戻り、皆様と再度合流。
JAL CARGO B747-221F JA8165の訓練が始まりました。
ANK B737-500も加わり3機が下地の空を泳ぐ。
B767-300タッチ&ゴー。そのすぐ後ろにB747-221Fがファイナル。
ANK B737-500、洋上にて南下中、急に旋回して北上。
ランウェイチェンジ!?と思ったのも束の間、さらに旋回して再び南下。ああそうか…サークリングでクリアランスの調整でした。3機飛ぶと管制も大変ですね。
雲が若干多めですが、無事に晴天でのジャンボ訓練を見る事が出来ました。これが南風だったら最高なのですが…まあ明日に期待しましょう。
16:20 B747-221F、FULL STOP お疲れさまでした。
17:22 ANA B767-300、FULL STOP
17:24 引き続きANK B737-500、FULL STOP
お疲れさまでした。
宿に戻りシャワーを浴びる。鏡を見てビックリ!
顔が日焼で真っ赤。この4日間のうち前半2日間は雨、3日目は曇でしたが地元の方によると曇でも日焼けするそうです。昨日から日焼止めは塗っていたのですが時すでに遅し。今日も晴天の中、朝から半袖半ズボン姿。そして海。
前回来た時の教訓は活かされず。。。今回もアロエの出番です。
19:50 夕闇せまるRUNWAY17 ENDへ。
日中はエンジン音が響いたこの場所も、今は微かな波の音程度の静けさ。誰もいない中、夕焼けを見ながら一服するのが結構幸せだったりします(w
振り返ると空港。風が東寄りになってきた模様。明日こそは南風でお願いします。
次第に空港は夕闇に染まり、滑走路は宝石箱となる。
RUNWAY17 ENDから島の西側を通ってRUNWAY35 ENDへ。途中、停車し原付のエンジンを切ると静寂と共に暗黒の世界。程なくして目が慣れると満天の星空が広がる。こんな事を繰返しながら走っていると突然、カーブの先から強烈な輝き。「未知との遭遇」でも観ているような感覚の中、向かってみると…おお、そうか。RUNWAY35進入用SFL(連鎖式閃光灯)の強烈な光が道路を跨いで流れていました。静寂の中、「カチカチカチ…」というリレースイッチのような音。光の流れを携帯で撮ってみましたがイマイチだったのでD70を取り出しシャッターを押そうと思った次の瞬間、「バン!」というブレーカーが落ちたような音と共に闇と無音が訪れる。
「何?俺何かした?!」
暫し呆然。ふと時計を見ると20:32
下地空港営業終了時間は20:30…惜しかった。