那覇エアーフェスタ〜下地島空港1泊2日の旅 前編(エアーフェスタ編)
東京から沖縄の那覇空港エアーフェスタと下地島空港への1泊2日旅行。この2日間の弾丸旅行をiPhone XSで撮影し、iPhoneの「写真アプリ>For You>メモリー」で自動生成されiMovieアプリで修正を加えた動画をYouTubeチャンネルで公開しております。宜しければこちらもご覧いただければと思います。
土日で巡る弾丸旅行
まだコロナのコの字も話題になっていない2019年12月、沖縄の那覇空港にある航空自衛隊那覇基地で土日の2日間開催される「美ら海エアーフェスタ」に行ってきました。当初は那覇1泊で土日の両日エアーフェスタ参加でしたが、しばらく行っていない下地島にも行きたくなり、急遽「美ら海エアーフェスタ」と「下地島空港」土日2日の1泊弾丸旅行となりました。
旅の始まりは早朝の羽田空港から
土曜日、小雨降る早朝6時台の羽田空港。ハートマークのスカイマークBoeing737-800で沖縄那覇空港へ向け出発です。機内では無料のネスカフェホットコーヒーとキットカットサービス開始。出発前に1タミ制限区域内売店「pier7」で買ったアボカドシュリンプとサーモンクリームチーズのベーグルサンド(税抜590円)で上空1万メートルの朝食です。
雨の那覇空港に到着
羽田を出発して約3時間、沖縄那覇空港に到着。沖縄は生憎の雨模様です。到着画像のハートマークの右に見えるJAL機の更に奥が、これから向かう航空自衛隊那覇基地の「美ら海エアーフェスタ会場です。会場は地続きの空港敷地内ですが制限区域内ですので当然ながら直接向かう事は出来ません。一旦那覇空港から外に出てモノレールやタクシー、徒歩にて自衛隊基地の入り口から空港敷地内へ再入場します。
飛行機から降りると、同じく羽田早朝便のANA機で那覇空港に向かっていた友人K氏が到着。程なく合流して空港1階の空港食堂で朝食。空港食堂の通常メニューは11時から。朝の9〜11時は以下のメニュー限定の朝食メニューになります。※2019年12月現在
- 朝食セット
- 日替わり弁当
- カレーライス
- カツカレー
- 沖縄そば
- ソーキそば
- 三枚肉そば
- ポーク玉子そば
- ポーク玉子定食
まだ朝食メニュー提供時間でしたので、今回は沖縄そばをチョイス。そしてこちらの食堂では定番の無料セルフサービスアイスティ。
「美ら海エアーフェスタ」会場の航空自衛隊那覇基地へ
那覇空港から「美ら海エアーフェスタ」会場の航空自衛隊那覇基地の入場門へは、モノレールの「ゆいれーる」で空港の次の駅「赤嶺駅」を下車してモノレール線の下を赤嶺駅から空港に徒歩で5分程戻れば到着です。空港から徒歩やタクシーでも行けますが、徒歩ですと約20分、タクシーですと時間帯にもよりますが途中の空港線と国道331号線が交差する安次嶺交差点付近が割と渋滞してなかなか進まない事があります。
通常ですと開門前は門から赤嶺駅方面に入場待機列が出来ていますが、到着した時は既に開門していたので待つ事なく入り口で持ち物検査をしてもらい入場。門からは真っ直ぐな下り坂の正門通りをひたすら歩いて行きますが、次第に旅客機が正面の視界を何度も横切るので飽きる事なく会場に到着します。
美ら海エアーフェスタ会場到着
那覇基地のエアーフェスタにはほとんど毎年来ていますが、今年はブルーインパルス不参加とはいえ、ここまで人がいないのは初めてかも?!と辺りを見回してみると…ほとんどの方々がハンガー(格納庫)で雨宿りしていました。断続的な雨と吹きさらしの風なのでそれが正解でしょう。
今回は例年に比べてかなり広く会場スペースを確保しています。具体的には会場に入って左側(南側)エリアを広大に解放。この広さは2005年に行われた同基地航空祭並でした。以降は半分程度の広さの解放が多くなりました。
航空自衛隊 地上展示機
広大な敷地には航空自衛隊の輸送機C-2や空中給油機KC-767が展示されていました。
航空自衛隊の戦闘機等。もうすぐ退役するF-4やRF-4、主力機のF-2、F-15Jの展示。F-15Jはハンガー内でもジャッキアップで展示していました。
那覇基地は民間航空機も存分に楽しめる
広大な解放エリアのおかげで滑走路沿いは広く空いています。ブルーインパルスが不参加なので滑走路沿いに展示する機が少ない為、滑走路に離陸で向かう道(タキシーウェイ)を走る民間旅客機がロープ1本の最前列で見られます。
トリプルセブン等の大型機は迫力があります。
パイロットからのお手振りもあります。
民間旅客機の地上展示もあります
那覇基地のエアーフェスタは自衛隊機の地上展示に混じって、最近は民間旅客機の地上展示も行われています。那覇の航空祭は航空会社の協力が他の基地に比べて多いので、軍用機は詳しくないけどエアラインは大好き!な方も存分に楽しめます。
自衛隊機と並んで映る民間航空機の姿もなかなか貴重ではないでしょうか。
2017年は、JTA Boeing 737-400 青い「ジンベエジェット」と、同じくBoeing 737-400 さくら色の「さくらジンベエ」が2日間それぞれ交代で地上展示されました。
今年の1日目はJTA Boeing737-800の 青い「ジンベエジェット」が地上展示でした。
格納庫内のイベント会場
雨風の為、野外敷地よりも基地内にある数ヶ所の格納庫内が賑わっていました。色々なイベントスペースやグッズなどの売店、航空会社のステッカー配布や記念撮影、あと毎年恒例沖縄各社の泡盛試飲コーナーがあります。
青いジンベエジェットの奥に見える建物はMRO Japanの格納庫です。MRO JapanはANA、peach、ソラシドエア、スターフライヤー、IBEXの機材整備を行っている会社で、2019年に沖縄格納庫を開所しました。
そのMRO Japanもエアーフェスタに参加していました。
民間航空各社も毎年参加しております。パイロットやCAとの記念撮影や沖縄版オリジナルステッカー配布、木製のコックピット展示&お子様体験など。特に木製コックピット非常によく出来た作りでした。
沖縄県酒造組合の泡盛試飲ブースです。その年の「泡盛の女王」が各種泡盛の試飲をサービスしています。2017年には、なかなか出回らない波照間島の泡盛「泡波」も試飲させていただきました。
自衛隊ヘリコプター体験搭乗抽選
毎年、自衛隊のヘリコプター CH-47体験搭乗の抽選が行われます。が、今年は悪天候の為に中止となりました。残念。
美ら海エアーフェスタを切り上げて下地島へ
午後になると人も段々と増えてきました。例年ですと那覇で1泊して、明日の日曜日も朝から美ら海エアーフェスタに来るのですが、今年はこれにて切り上げて、これから宮古島まで飛んでレンタカーで下地島に渡ろうと思います。
この続きは「那覇エアーフェスタ〜下地島空港1泊2日の旅(後編)」にて。