【まもなく】多摩テック【閉園】

東京都下、日野市の丘陵にある遊園地「多摩テック」
誠に残念ながら2009年9月30日で閉園するという。
地元という事で小さいときから行ってた遊園地。終わる前にもう一度、行かなくては!ということで先月行ってきました。


正面ゲート

正面ゲート

気合入ってる割に到着したのが夕方4時。それでも駐車場はいっぱい、園内も混雑の模様。とりあえずチケットを購入しなければ。
入園+のりもの乗り放題4000円の、のりものパスポートを購入しようとしたら「16時からはお得なナイトパスポート2100円になります」との事。20時まで営業なのでお得ですね。多分イベント中の特別料金だったようです。9月下旬現在、ナイトパスがあるかは不明なのでご注意。


ドリームR

ドリームR

園内に入ってはみたものの、どこのアトラクションも大行列。1時間待ちは当たり前。乗り放題パスではあるものの、これは2〜3カ所のアトラクションに乗れれば良い方。ならばと思い出いっぱいのゴーカートに並びます。
多摩テックの運営モビリティランドは本田技研工業の系列会社。ホンダといえばモータースポーツ、モータースポーツといえばゴーカートです。小学生の頃、身長制限のある多摩テックゴーカートに早く乗れるよう、牛乳を飲んで身長を伸ばす努力をしていました(笑)。
そんな昔を思い出しながら並ぶ事1時間以上、やっと搭乗目前です。森の中を走り抜けるゴーカートドリームR。コースは昔とかわらないようですが、マシンは進化してますね。4サイクル438cc1気筒エンジン、シャーシはAriel Atomを彷佛させる丸形パイプトラスフレーム風。一周840mの山中コースを21km/hのマシンで、いかに速く走るかを競うアトラクション。


ドリームRライセンス

ドリームRライセンス

ン十年振りのリベンジ走行で、本日の最速タイムに次ぐ2位のタイムを記録(笑)。

一定の設定タイムより速いタイムを記録するとプラスチック製のドリームRライセンス(発行料金300円)を発行してもらえる事ができます。ちなみに発行時の顔写真撮影は、ニコンの一眼を外部操作で撮影していました。


スペースショット

スペースショット

多摩テック唯一の絶叫マシンであろうスペースショットは、機材不具合で
8月9日で既に営業終了状態。
昔はタイヤカーやカナディアンジェットライダーなる絶叫しない程度(笑)のジェットコースター系がありましたが、他にはもう絶叫系アトラクションは無いのですね。残念。


海抜224mの高さから横田基地方面の景色

海抜224mの高さから横田基地方面の景色

スペースショットのとなりにある大観覧車は待ち時間なく乗る事ができました。昔はもっと小さい観覧車だったのですが、いつの間にか大きくなっていました。何十年もそれに気付く事無く近くに住んでいたとは、地元民として申し訳ない次第であります。
大観覧車から北西方向を望む。地平線付近の横田基地に向かって輸送機が降りて行く景色を幼少時代から見ていた私には、涙が出て来る程懐かしい光景。C-130やらギャラクシーやら毎日見ていたお陰で、飛行機が好きになった小学生時代。


横田基地にアプローチするDC-8

横田基地にアプローチするDC-8

その時スマートな4発機が1機、横田基地へアプローチ。DC-8ですね。いまだに幼少時に見ていた飛行機が飛んでいるのに驚きです。飛行機は本当に息が長いですよね(笑)。


大観覧車トップキャビン

大観覧車トップキャビン

大観覧車は通称トップキャビン。何とも航空機チックな愛称。


メリーゴーランド

メリーゴーランド

ならばこちらはメリーゴーアラウンドなのか!?と思いましたが普通にメリーゴーランドでした。
ちなみにメリーゴーランドの隣にあるチララちゃんのフラワーカップ。リンク先の紹介文に「カップに乗って夢の世界にいこう!」と書いてありますが、夢の世界どころか天国に行ってしまう程の絶叫マシン!先程、絶叫マシンはもう無いと書きましたが、ここにありました(笑)。何の変哲も無いフラワーカップですが、カップの回転が滑らかすぎて自分達で物凄い速さで回す事が出来る(危険なのでゆっくり回しましょう)。加えてカップを載せた床全体がメリーゴーランドのように回転するので三半規管マヒ。三次元認識不可能…ここはどこ?二次元へようこそ。降りた後、軽い偏頭痛でした。始めは熱中症かなと思いましたがどうやらグレイアウト寸前だった模様(笑)。

という訳で乗ったアトラクションは数カ所でしたが楽しめました。多摩テックでゴーカートに出会わなければ、車好きになっていなかった事でしょう。閉園は誠に残念ですが、一言「ありがとう」の言葉と共に、多摩テックの思い出を忘れずにいたいと思います。


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