【A380】エミレーツ航空ファーストクラス搭乗レポ(投稿画像【後編】
【A380】エミレーツ航空ファーストクラス搭乗レポ(投稿画像【前編】
1年程前になりますが、欧州特派員aspheric氏のエミレーツ航空A380ファーストクラス搭乗レポ後編です。飛行経路は、パリのシャルルドゴール空港とアラブ首長国連邦のドバイ空港往復。
EK074 パリシャルルドゴールCDG 14:30→ドバイDXB 23:59
シップはA380-800(A6-EDB)
夕食を終えた所から続きます。A380機内探検、まずはファーストクラス。搭乗率は9割くらいとは流石エミレーツですね。
次はビジネス、こちらも9割以上埋まっているような感じだそうです。
最後尾にあるラウンジ。カウンタの周りにソファーとは贅沢なスペースの使い方ですね。
そして前方に戻り、水の流れていたモニュメントの所にファースト専用の小さなバースペース。
さて、飛行行程も残り一時間半になった所で
イラク上空12500m、マッハ0.85状態でのシャワー(笑)
最前方の階段を挟んで左右に2箇所シャワースペースがあるとの事。洗面台がゴージャスですね。110Vのコンセントもあるようです。
機首に向かって左側のシャワースペースを使用。ドアを入って左側(機体後方に向かって右側)にシャワーブースがあります。さすがに窓は無し。床は床暖房だそうです。
全体的にガラスを使い、狭さを感じさせない。
これがシャワー設備 。タイマーは5分で途中一時停止可能。下の左がON/OFFスイッチ 、下の右側にあるダイアルは温度調節。ところでなぜ5分かというと、水の搭載量が決まっているからで残1/4で一旦止まるとか。ちなみに搭乗客が少ないと延長できることもあるそうです 。
換気口とLED照明。排水口は丸い石調のプレートの下で、洗面台のように常時吸引。椅子の上、一番上のマークは何でしょう? 二番目は席に戻って=シートベルトサインかな?一番下はCAコールでしょうね 。
シャワーを出て奥のスペースへ。ドライヤーに小物入れ(くしや歯ブラシが入っています)ドライヤーは1000W。小物入れの上にはディスプレイがあり、その下にはシートベルトサインらしき物が。裸の場合はどうしましょう?
ディスプレイ向かいには何とトイレが!
aspheric氏、湯冷めしないうちにプライベートスイートに戻ってきたようです。席のドア開閉はタッチパネルになっているコントローラーでボタンを長押し。
A380はサウジアラビア上空へ。
さてテーブルの明かりがつき、もうすぐ到着モードになってきました。間もなく客室が明るくなり音楽も流れる。収納の蓋は全て閉じて着陸の準備です。
24:01にRWY12Lに着陸。そしてF18スポットに24:09到着。6時間半の楽しい旅はあっという間に終わってしまいました。ウエルカムトゥドバイ。時計がロレックス。
イミグレの先には手荷物回転台が多く設置されています。
ここでaspheric氏、一応入国。滞在10分ですぐに出国とか(笑)
免税店街は夜中の1時過ぎだというのに、この人の多さ!さすがドバイです。
横になっている搭乗待ち客が多いですね。ファーストラウンジはデカい。ファーストだけでゲート何個分?
参考までに中央から端まで7分、隣のターミナル(最終ゲート)まで24分かかるそうです。 そして中央付近のゲートはA380対応となっていて、ラウンジ階から直接アッパーデッキにアクセスできるようになっているそうです 。成る程、よく考えていますね。一般客のいるフロアの上がラウンジになっているそうです。
さてaspheric氏、ファーストラウンジで仮眠を取り、折り返しパリへ。
EK073 ドバイDXB 8:00→パリシャルルドゴールCDG 12:25 シップはA380-800(A6-EDA) 搭乗時刻が7:15予定→8:40と、かなりDLY
PBBの接続は、こんな感じ。
やっと搭乗。となりもA380
出発まで時間があるので余裕があるうちに探検だそうです。まずはファーストクラスから前方階段を降り、メインデッキのAコンです。3-4-3
これ以上は進めそうに無いので、アッパーデッキに戻ります。
続いてビジネスクラス。思ったより幅が狭そうなシート。17インチのワイドスクリーンにサイドテーブル。これがANAの新機材“スタッガードシート配列”と同様なシート。ちょっとシート幅が狭い感じもしますが全席通路側というのはいいですね。
後方の螺旋階段を下りて後ろからエコノミークラス。モニタやコントローラはSQやQFに近いですね。
この右側にある大きなスペースはクルーの休憩スペースのようです。
ファーストクラスへ戻ってきました。ちなみに中央の二列はカップルだとパーテーション下ろして個室に出来る様です 。
シートをベッド状態にしてみましょう。ひじ掛けが収納されます。
普通の状態→リクライニングを倒した状態→ベッド状態
フルフラットのベッド状態。
天井を見上げると無数の穴…前編で紹介した星空の正体、グラスファイバー穴の様です。
壁にはシャワー&トイレブースの案内。AFTは後方(船尾)。
ドバイ08:00発でしたが、エンタメ系トラブルの為DLY。09:23ドアクローズ、09:34プッシュバック。09:57 DXB RWY30L DEPARTURE
5分後くらいにシートベルトサイン消灯。あと6時間46分後にはパリに到着です。
ファーストクラスの食事開始。ホットカナッペと串もの。
またもや山盛りキャビア(笑)
サラダ。ドレッシングは奥にあるオリーブオイルを使用。
非常に濃厚なスープ。
子羊
飛行中
13:44 シャルルドゴールRWY26Lに着陸。13:54にC02スポットイン。約1時間20分遅れだったそうです。
シャルルドゴールの風景。イスラエルのエル・アル航空。
アフリカ ガボン共和国のエール・ガボン・インターナショナル(右)とフランスの政府専用機(左奥)。
フランスの政府専用機
モロッコのロイヤルエアーモロッコ。
そしてaspheric氏、自分へのお土産はドバイ空港の免税店で売っていた“純米大吟醸”(笑)あっという間のゴージャスな旅でしたね 。たまにはこんな贅沢もいいですね。おつかれさまでした。