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HAS≠YMO？横浜ライブレポ

2007年05月19日(土)

パシフィコ横浜国立大ホール

先のビールCM後、にわかに湧いたYMO再結成。果たして、そのようにとって良いのであろうか？元YMOの細野晴臣、坂本龍一、高橋幸宏お三方によるユニット「HUMAN AUDIO SPONGE」（HAS）名義による一夜限りのライブがパシフィコ横浜国立大ホールにて行われました。
私も今まで80'sワールドツアー武道館ライブ、新宿コマウィンターライブ、武道館散開ライブ、東京ドーム再成ライブとYMOのライブを観てきました。今回行われるライブはメンバーは同じですがYMOにあらずHAS。しかし３月の教授のインタビューに「HASと書いてYMOと読んでくれ」との発言もあり、期待が広がります。このページ的に言うならば、「岩国にラプター来るかもよ？」という程の期待感でしょうか？（笑

先行予約チケ

一時期はオクにてチケットに数万の値段がついたライブ。会場に入ると舞台正面に、ライブの主催である「財団法人がんの子供を守る会」関係のイメージビデオがプロジェクター画像が流れ、幕のない暗転の舞台はオブジェのように浮び上がり、そのシルエットには機材目当てのファンが群がっていました。舞台美術は一見何も無く至ってシンプル。裏打ちのプロジェクターメインの映像で引っ張る形式です。照明は舞台上にメインのムービングライト、あとは若干のシーリングライト。最近のムービングはゴボの動的パターンが凄いですね。開演になるとサポートメンバー３名の後にメンバー３名が舞台に。１曲目はなんとYMOの「以心電信 (You've Got to Help Yourself)」
演奏終了すると今までお三方（YMO）のライブ時には全くなかったMC（！）が入るという和み系。HAS、スケッチショー曲メインの中、YMO時代の曲は以下
・以心電信（オープニング）
・RIOT IN LAGOS（坂本SOLOですがYMOワールドツアーオープニング曲）
・音楽
・RYDEEN 79/07
・CUE（２回目アンコール）
RYDEEN 79/07は気のせいか、途中あたりから自然に昔のライブアレンジ風に近くなったような？（笑）。
CUEは教授ドラム！ウィンターライブ以来の実に数十年ぶり。
舞台上の並びは前列が３名不動の並び。後列サポート３名。サポート３名はアンコール時、80'Sワールドツアー衣装（YMOロゴ白Yシャツ＆黒ズボン）に着替えて大喝采。
幸宏氏は前半立ってプレイ、中盤から生ドラム。さすがユキヒロリズムは相変わらず重い！！
まあとにかくRYDEEN 79/07で白髪のお三方を観ながら目頭が熱くなった１日でした。
なお舞台前にレールカメラ、下手にクレーンカメラ、客席後方に数台のNHKハイビジョンカメラが入っていたので、何らかの形で映像媒体として後日出てくると思われます。
曲間数回行われたお三方のMCタイムによると、今度三人でYMOという名の食事会を行うとか（笑）。

今回このライブの先行予約情報を教えてくれたSnowy.M氏に感謝。