MTSAT-1R分離成功

前回の打ち上げ失敗から１年３ヶ月後の本日、Ｈ２Ａロケット７号機が打ち上げに成功しました。打ち上げの模様をネット中継で見ていましたが、ロケット本体カメラから見たSRB-A（固体ロケットブースター）分離シーンには拍手でした。
ネット中継ではその後、小笠原での追尾を終了し、クリスマス島での追尾に切替える間の約５分間、今回の荷物「MTSAT-1R」についての説明VTRが流れました。それまで普通の気象衛星だと思っていた私は釘付けになりました。
MTSAT-1R（PDFファイル）は気象観測の他、運輸多目的衛星として従来のHF（短波帯）による大平洋の洋上管制にかわる航空管制に使用されます（解説PDFファイル）。その結果、洋上航空機の管制処理能力が向上し、より多くの国際線運航が可能となる訳です。

HF帯洋上管制ファンの皆様はどう感じたのでしょう？技術向上とはいえ味のあるHFの波が消えていくのは少し寂しいですね。（数年前、JJY停波の時は寂しかったなあw）
「久々に短波聴くか」と思ってしまいましたが、今更HFレシーバー買うのも…う〜ん。

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