【2010年】F1カナダGPレポ(後編)【F1決勝→帰国】

4日目 2010/06/13(日) モントリオール(カナダ)F1カナダGP決勝

F1カナダグランプリ決勝日の朝、まずまずの天気です。昨日、地下鉄の駅売店で買ったアップルパイを色水(ゲータレード)で流し込み行動開始。レースを観た後は直接アメリカに戻るので、ホテルをチェックアウト。アメリカから乗って来たレンタカーでサーキット近辺の行ける所まで行こうと思います。


宿からの景色

アップルパイと色水



ホテル「DE L'INSTITUT」の地下終車場に駐車し、真下にある地下鉄駅「SHERBROOKE」でジルビルヌーブサーキットへ向かう事にしました。
駅には「サーキットへはイエローのラインに乗れ」との誘導ポスターが貼ってあるので迷う事はなさそう。デザインもシンプルでグッド。オレンジラインの「DE L'INSTITUT」から一駅の「BERRI-UQAM」でイエローのラインに乗り換えて1つ目の「JEAN-DRAPEAU」で下車。「BERRI-UQAM」のホームはそれなりに混みますが、山手線通勤ラッシュ経験者なら「何これ余裕!」という感じです。



Photo by YUN

Photo by YUN


「JEAN-DRAPEAU」駅を出ると祭りの雰囲気で盛り上がってます。サーキットがある隣の島へは徒歩で橋を渡って行きます。昨日より列が混んでいますが、スムーズにジルビルヌーブサーキット到着。ホテルから負担少なくサーキットに来れるのがカナダGPの魅力です。


橋を渡るとジルビルヌーブサーキット Photo by YUN

橋を渡るとジルビルヌーブサーキット Photo by YUN


既にサポートレース、フェラーリ430のワンメイクレースであるフェラーリチャレンジが始まっていました。ヘアピン入り口のフェンス沿いにあるフリースペースはサーキット入場料のみ座席券無しでレースを観る事が出来るので、安く済ませるには便利。この場所以外にもいくつか設けてあります。まだ時間が早いのか、ここはそれ程混雑はしていませんでした。



ヘアピンの外周にある歩道でヘアピン出口方面の川沿いへ向かいます。座席は結構埋まってきています。人も昨日よりは多いのですが、かき分けないと歩けないという程ではなく、心地良い混み加減(笑)です。Dagwoodsでハムサンドを買ってスタンドへ。


ヘアピンのスタンド席 Photo by YUN

ヘアピンのスタンド席 Photo by YUN

Dadwoodsのサンドウィッチ売店 Photo by YUN

Dadwoodsのサンドウィッチ売店 Photo by YUN

川沿いの看板

川沿いの看板


スタンドに行く途中の川沿いで何やらクラシックカーの車列が。この後F1ドライバーを乗せてパレードを行う車だそうです。一応川沿いはパドック裏扱いでパドックパスが必要。なるほど、レース関係車両が行き来してます。これ以上入れないという事でギリギリの場所から撮影。




座席は3日間通しの指定席なので、昨日と同じくヘアピン出口からストレート入り口沿いのスタンド。ぼちぼち人も増えてきました。



F1ドライバーのパレード開始。先程川沿いに並んでいたオープンカーに私服のドライバーが乗ってサーキットを一周。


マーシャルカー

マーシャルカー

マーシャルカー

マーシャルカー

アイルトンの甥、ブルーノ・セナ

アイルトンの甥、ブルーノ・セナ

ヤルノ・トゥルーリ

ヤルノ・トゥルーリ

ヘイキ・コバライネン

ヘイキ・コバライネン

小林可夢偉

小林可夢偉

ペドロ・デ・ラ・ロサ

ペドロ・デ・ラ・ロサ

ミハエル・シューマッハ

ミハエル・シューマッハ

ルーベンス・バリチェロ

ルーベンス・バリチェロ

ロバート・クビサ

ロバート・クビサ

フェリペ・マッサ

フェリペ・マッサ

ジェンソン・バトン

ジェンソン・バトン

フェルナンド・アロンソ

フェルナンド・アロンソ

ベッテルが写真撮ッテル

ベッテルが写真撮ッテル

セバスチャン・ベッテル

セバスチャン・ベッテル

マーク・ウェバー

マーク・ウェバー

ルイス・ハミルトン

ルイス・ハミルトン

マーシャルカー

マーシャルカー



小林可夢偉選手



マッサとフェラーリ



昨日、イベントステージで盛り上げてたレースクイーンだ(笑)



国歌斉唱のため全員起立。曲が終わる頃、正面から近づく機影が!!


Photo by YUN

Photo by YUN


カナダ空軍CF-18ホーネットキターーー!!


Photo by YUN

Photo by YUN


上空航過後、折り返して後方から再度航過し、AB炊いて散開。CFはレガシーホーネットのカナダ版。まさかこの一ヶ月後にCFが墜落するとは、この時は思いもしませんでした。



Photo by YUN

Photo by YUN


F1カナダグランプリ決勝、スタート!!



18番手からスタートの小林可夢偉は、スタート後10番手でヘアピン出口を通過しストレートへ。


9番手(画像左)を追い上げる小林可夢偉(画像右)

9番手(画像左)を追い上げる小林可夢偉(画像右)


ストレート直後のシケインで小林可夢偉コースアウトしフロントウィング大破しリタイヤ。うわあああ、俺のカナダGPおわた。



Photo by YUN

Photo by YUN



ハミルトン優勝



表彰の後は、カナダグランプリお約束…本編のサーキットウォーク(笑)



まずはヘアピン出口からカジノストレートをメインスタンド方向へ。



Photo by YUN

Photo by YUN


スターティンググリッドにいたレースクイーンの姉さん特盛りで。



ストレート後の最終シケインは事故が多くて有名。シケイン出口のコンクリートウォールにはbonjourquebec.comの看板。



パルクフェルメと、リタイアした小林選手のピット。



このサーキトは地元カナダのF1ドライバー「ジル・ヴィルヌーヴ」の事故死後、ジル・ヴィルヌーヴサーキットと名称を変更。スタートラインには「Salut Gilles」(やあ、ジル)と書かれている。



1コーナーから2コーナー(セナコーナー)へ。


1コーナー

1コーナー

1コーナーから見たスタート方向

1コーナーから見たスタート方向

2コーナー(セナコーナー)

2コーナー(セナコーナー)


レッドブル兄さんチィーッス!



3-4コーナーシケイン外側のウォールにタイヤの接触跡。6-7コーナーを抜け、川沿いの緩やかなストレートで8コーナーまで来てしまった(笑)。この後の森を抜けヘアピンまで行ったら1周です。


4コーナーシケイン外側のウォール

4コーナーシケイン外側のウォール

7コーナーから8コーナーまでのストレート

7コーナーから8コーナーまでのストレート

8コーナーのスタンド

8コーナーのスタンド


橋を渡って隣の島にある地下鉄「Jean-Drapeau」駅へ。流石にレースウィーク一番の混雑でした。と言っても日本のラッシュには及びませんが(笑)。



16時すぎ、地下鉄駅「SHERBROOKE」で降りて駐車場から車を出してアメリカへ。



さらば!モントリオール!!



国境前で渋滞。日曜夕方恒例だそうだ。



入国審査を済ませてアメリカ入国。ハイウェイで一路ボストンへ。


ハイウェイ

ハイウェイ

ハイウェイ

ハイウェイ


ひたすらハイウェイを走り、夜遅くにボストン到着。アメリカ滞在最後の夕食はボストンという事で、ロブスター、フィッシュ&チップス、オニオンフライ。さすがニューイングランド(笑)。



5日目 2010/06/14(月) ボストン(アメリカ)→サンフランシスコ(アメリカ)→成田(日本)

2010/06/14 UA171
BOS ローガン国際空港 [ ボストン(マサチューセッツ) ] 06:20発
SFO サンフランシスコ国際空港 [ サンフランシスコ(カリフォルニア) ] 09:49着

まだ暗い夜明け前、ローガン国際空港へ。本当にYUNにはお世話になりました。この場を借りてありがとう。さて一人旅再開。カウンターでブッチャーのような係員に荷物を預けてチェックイン。手荷物検査場は相変わらずの厳しさで靴を脱ぐ。月曜早朝という事で比較的ビジネスマンが多く、まるで羽田→伊丹のよう(笑)。搭乗ゲートに行く途中の店でベーグルサンドと水を購入してドルを使い切る。



搭乗機材はB757-200、757初めてだ。通路1つの座席3+3でA320と同じなのか、初めて知った(笑)。ところで日本では最近2011年4月からドアクローズまでの電子機器使用が解禁されましたが、この旅を行った2010年6月の段階では既にUAはドアクローズまで電子機器使用解禁済みでした。今回窓側という事で隣のB757-200を撮影。



離陸後天気が悪かったので仮眠。アメリカ大陸の半分を過ぎたあたりから晴れて来たので景色を見てみると180°の景色一面が砂漠。所々に農業プラントらしき緑色の円がいくつかあり、定規で線を引いたような道路が描かれている。そしてこの180°の視界に必ず1-2カ所の飛行場が確認出来る。この景色がしばらく続いた…アメリカ広すぎ。アメリカでセスナのライセンス取りに行ったら、クロカンでこんな広い所飛ばなきゃいけないんだなあ…不安(笑)。

そういえばSFO RWY28のILSに会合するあたり周辺、サンフランシスコ湾の南側にある沢山の沼地?が緑や赤色で気持ち悪かったなあ。あれ何だろう?
※Mapをクリックして航空写真参照。



ファイナル中、空港西側のサンアンドレアス湖周辺高台で雲が塞き止められていて、コーヒーカップから溢れるかの如く斜面に沿って空港側に少しずつ流れ落ちてきている景色が幻想的だった。ボストン→サンフランシスコ、約6時間10分で到着。約20分の早着。



2010/06/14 UA837
SFO サンフランシスコ国際空港 [ サンフランシスコ(カリフォルニア) ] 11:26発
NRT 成田国際空港 [ 東京(東京都) ] 14:05着 (2010/06/15)


米国内線を降りて国際線ターミナルへ向かう…筈が何故か1階の預け荷物受取場へ行ってしまうという痛恨のミスを侵してしまった。寝ぼけていたのか?とにかく荷物はそのまま成田行きにスルーされるので、ここに出て来る訳がない。しかも預け荷物受取場は制限区域外なので戻るにはもう一度チェックインやら手荷物検査場やら…
とにかく2階の手荷物検査場へ。入り口で係員にチケットを見せて入ろうとすると「これはチケットじゃないからダメだ」と言う。え---っ?チケットだよ。仕方がないのでユナイテッドチェックインカウンターへ…って凄い並んでるーー!!ちょっと並んでみたものの全く動く気配無し。搭乗まで残り1時間弱、ヤバくなってきたのでユナイテッドのコンシェルジュらしき人に事情を話す。必死な時って不得意な英語が喋れるから不思議である(笑)。文法メチャクチャですが何とか伝わったみたいで「これはチケットだから大丈夫」と言ってくれた。お墨付きをもらって再度保安検査入り口に行くと「ダメだ!これはチケットじゃない!」とか(笑)。
再度ユナイテッドのコンシェルジュさんに聞くと「奴はクレイジーだ」と言いながら「同じチケットだがこれを見せなさい」と紙に新たにチケットをプリントアウトしてくれた。再度保安検査入り口のクレイジー野郎に見せると「行ってよし」と偉そうな態度(笑)。とにかくUAのコンシェルジュ、有難う!
と思ったら次の難関、保安検査の列が全く動かねえええええ!!そんな焦る私の横をANAのCAさんが涼しい笑顔で通り過ぎて行った…助けて日本人!
何とか保安検査を通過したのは出発の10分程前。ダッシュで搭乗ゲートへ向かう。広い、広いよサンフランシスコ国際空港。
何だろう?ゲートに誰もいない…



早めのボーディングで置いていかれたのか?近くのGHに聞いてみた。
「遅延で隣にゲートチェンジよ」

あー居た居たあー左に成田行きのB4が(笑)



汗だくで搭乗したB747-400は満席。座席はエコノミー後方真ん中4席の、更に真ん中である。こりゃ映画でも観てジッと過ごすしかないか。と思っていたらCAから「エンタメ装置が壊れたゴメン!」のPAが。さすがに笑うしかないか。
最初のミールは肉選択だったか?こんな感じです。



寝起きのおやつ。UAはスタバのコーヒー飲めるから良いですね。あとエコノミーでもアルコールが無料で飲めるのも嬉しいですね。



最後のミールは確かチキンだったかな?記憶曖昧でスミマセン。



降りる前にCAがPAでエンタメ装置の故障について謝罪と共に「後日united.com(米国HP)からアクセスしてくれ」と言っていた。という訳でサンフランシスコから約10時間45分、6月15日の昼過ぎに成田到着。当たり前だが荷物受取場に荷物がちゃんとあった(笑)。
携帯で5日分のMMSをどっさり受信しながら京成線で都内へ。ポカリうめえ。



ところで今回のマイルですが、ユナイテッドは格安でも100%付くそうで14969マイルでした。
更に帰りの成田便エンタメ装置の故障の件で、指定されたunited.comのフォームで個人情報と便名等を送ったら後日新たに7000マイル加算されていました。
ユナイテッドのマイルは、スタアラ加盟のANA特典国内便にも変換出来るので良いですね。しかも直行便の無い路線は乗り継ぎで1区間扱いなのでANAの羽田→那覇→宮古往復で2区間との事。


【2010年】F1カナダGPレポ(前編)【日本→米国→カナダ】
【2010年】F1カナダGPレポ(中編)【F1予選→観光】
【2010年】F1カナダGPレポ(後編)【F1決勝→帰国】


最新記事

ハッシュタグ

カテゴリー

アーカイブ